ウチナーピーポー金子の沖縄ここ！

那覇、国際通り沿いに「ＪＡＬシテイーナハ」がある。
その裏道に「大東そば」がある。

これはparadice_surfer氏のお勧めの沖縄そば屋。

行ってみた。
実は十数年前に一度古島の民家を利用した「大東そば屋」に行った事はあるがあの時は「そば」に対する感謝の心がなかった為味はすっかり忘れていた。

そして今「大東そば」を改めて食してみる。

麺は太くそして荒々しさを感じる硬さ。

スープ。
実は私は「カツオだし」のスープは苦手なのだが、ここのスープはカツオだしにコクが加えられていて、上手に「麺」を支えてくれている。

黙々と食ふ。
（失敗したのは紅しょうがをそばの上に載せて食ってしまった。そのため濃厚なカツオだしを最後の一滴まで堪能することができなかった。やはり紅しょうがが小皿に入れたほうがいいだろうなぁ～）


そして約5分後。

「うまいそばへの感謝の念」として一滴も残さずに完食。


麺といいスープといい、これまで食べた「カツオだし」の沖縄そばとは全く異にする。


大東島諸島。
南大東島。北大東島。
共に沖縄県でもあるこの島々は、沖縄本島から遥かかなたの太平洋に浮かぶ小さな島達。

特に北大東島は岸壁に囲まれ、船を接岸できる港がないため、フェリーの乗客はコンテナに吊り上げられて上陸するという荒っぽい入島。

打ち付ける荒波は恐らく本島の比ではないだろう。

過酷な自然環境ゆえなのか？たくましい味わいのある「そば」を誕生させたのかもしれない。

屈強と表現するには少し大げさかもしれないがコシの強い麺に濃厚なカツオだしのスープに行った事もない
「大東島」を感じた。