2009年07月13日

チャンプルー

首里のスージ道を散策しているといろんなものが「目新しく」映って見えるのも面白いものだ。

日ごろ何気に見ていたものでも、仕事が終わりホッとした時間を過ごした時に見るのとではその感じ方が違うのが散策の魅力なんだろうな~

この「井戸」もそうだ。
普段何気に見ていた・そして小さい頃はこういった「水のみ場」的な井戸はよく見られたのだが、改めて見ると結構うなってしまうものがある。

これは「大和井戸(ヤマトガー)」というもので、大正時代に大和人(本土の方です)が中心となって掘られたものらしい。

井戸は人間には欠かせない水を供給する場所。命をつなぐ1つの場所として“祭ら”れている。

この「ヤマドガー」の周りには石垣もなくポツんと存在感をあらわしているその井戸にもやはり「ウコー置き(御香置き」があり多分今でも拝みがされているようだ。

沖縄独特な作り(石垣を積む)がされていない・大正時代に作られたその「カー(井戸)」はヤマトの雰囲気を漂わせている。

御香置きとコンクリート作りの井戸。
ヤマト文化とウチナー文化のチャンプルー。

そんな感じで日常の目線から違う目線で見られるのも散策の魅力なんだろうね!

チャンプルー


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Posted by ウチナーンチュ at 08:43│Comments(3)これも沖縄の文化かぁ~
この記事へのコメント
おはようございます
○┓ペコ

井戸には独特の『雰囲気』や『気配』ありますよねー。

何だか「魂」宿ってる感じしますもん。

今度、掘って見ますね。

(ホントカヨw)
Posted by 池っち at 2009年07月13日 08:51
私は出るってうわさの井戸を知らずにのぞいたことが(笑)
その時ゾクってしたの今でも覚えてるわ~。

後はお城とかのしか見たことないやっさぁ(笑)
Posted by なぉ at 2009年07月13日 09:01
確かにこの井戸は、内地っぽいですね。御香置きがなければ、東京の下町といっても通用しそうです。

こういう発見ができる沖縄は、歴史と文化があるということですね。
Posted by おその at 2009年07月13日 15:34
 
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